イタリア・フランス紀行
旅行がすごく好きなんですけど
時間もねぇ
預金もねぇ
そんなこんなで日頃はほとんどいけない暮らしをしております。
が、
今年の夏は初!
イタリア🇮🇹あーんど!フランス🇫🇷
に上陸して参った次第ですので、思い出しながら書き書き連ねたいと思います。
ちなみに、今回は同級生4人で行きましたが、みんな呑気タイプな上、あまりにズボラな計画によって、行き当たりばったりになりましたので戒めに、予め定めていた“スケジュール”を以下に記載いたします。
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イタリア
初日→昼過ぎにローマ着 トレビの泉・スペイン広場・ピサの斜塔
2日目→ヴェネチア
3日目→コロッセオ・サンピエトロ大聖堂
フランス
初日→ルーブル美術館・凱旋門・シャンゼリゼ通り・エッフェル塔
2日目→モンサンミッシェル
3日目→ベルサイユ宮殿・オペラ座
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イタリア🇮🇹初日
昼過ぎに空港着!!
ウェルカムボード的な看板に「日本語!!ああ!会いたかった、日本語!!!」と興奮しながら連写する自分とスルーする友人たち
ホテルまで送迎してくれるプランとのことで送り届けてもらう。
さあ!出発だ!どこへいく?!となり時計を見ると、なぜか夕方になっている。
…無理もない。車で30分以上移動した後、友人たちはなぜか荷ほどきを始め、出発まで一時間以上かかったからだ。さすが呑気
ここでピサの斜塔、脱落!!!
とりあえず予定通りスペイン広場へ向かうことにする。
さて、私はラブライブ!シリーズのファンであり、Aqoursの物語、サンシャインを追っかけ、東京ドーム等にライブへ行ったり映画を観に行ったりする人間である。
行きの飛行機でもラブライブサンシャインover the Rainbow🌈なる映画を発見し、一睡もせずに繰り返しみた人間である。
なお、内容については語らない…あの映画の見所は、歌とダンス、そして渡辺曜ちゃんのかわいさだけなのだから───
スペイン広場は、劇場版でAqoursたちが歌って踊った舞台である。もう少し大きく言うと「ローマの休日」でオードリーヘップバーンが座りながらジェラートを食べたと言う、あの場所。
実際についてみると大きいとは言いがたいが迫力のある広場で、大きな階段前には泉が。階段の後ろには塔が見え、非常に多くの人でせめぎあっていた。
階段からまっすぐ進んだ路地にはお洒落で高級な店先が連なり、ジェラート店もとなり、むかい、またとなり、と密集している。
泉まわりの段差に座り、優雅な時間を過ごすものもいれば、階段の上から広場を眺めている人も大勢いた。
個人的な感想は
(こんなところで踊れるわけねえ…)
だったが、映画はフィクションなので当たり前である。
まあ、踊れないと考えた理由はもうひとつあり、時々聞こえる警笛がそれである。
有名な話だそうだが、スペイン広場は現在、「階段で座り込んだら罰金!」というオードリーヘップバーンもジェラートふっとばすような決まりがあるらしい。
とはいえ、取り締まってる方々も鬼ではないので笛ですんでいるようだったが、あまりにしつこいと罰金なのだと思うので注意が必要!
みんな感激して写真を撮りまくっていた中、ラブライブファンの私の感動はひとしおで、残りの3人はラブライブ未視聴にも関わらず気を利かせて「曜ちゃんのポーズしなよ、ほら!撮ったげる!」とカメラマンになってくれていた。謝謝
ちなみに、以前から噂できいていたミサンガ押し売りは全くいなかった。
ペットボトルの水と造花?一輪を売り付けてくる人はいた。でも相手しなければ大丈夫。
その後はジェラートを食べたり、乗り継ぎの空港で3年ぶりにインストールしたポケモンGOでポケモンを捕まえたりしながら移動。
トレビの泉
平日の夜にも関わらずひとでごった返していた。カップル、友人、親子いろんなひとでひしめき合っていたけれど、みな一様に泉の様子をみていた。
段々暗くなる空とライトアップされる泉のようすは思っていたよりも幻想的で──しかし思っていたよりも日常に馴染んでいた。
まわりは普通の建物で、ほんとうに狭めな空間なのにあれだけの人が押し寄せるということはやはり魅力があるのだなと感じた。
なお、泉にコインを投げ入れてなにかをするとうんちゃらかんちゃら的なおまじないもあったが、そんなスペースはどこにもなかった。
人が密集しすぎてて身動きがとれず、唯一動かせたのはポケモンを捕まえるための指先だけ……
こうして1日目は終わった。
2日目
予約していた飛行機に間に合わせるためにはホテルを5時30分に出ないといけないことに気付いたマヌケ4人衆
個人的にはヴェネチアを一番楽しみにしていたが、期待を裏切らない素晴らしさだった。
ヴェネチア 水の都
そういわれるだけあって一面水!水!水!!!
そういえばラブライブの映画で「車は通れないんだ!」とか言ってた気がする
水辺のポケモンがたくさん()
波に揺られてゆらゆらと心もからだもリラックスのひとときだった。
サンマルコ寺院やヴェネチアのまちが一望できる鐘楼、曜ちゃんの映画ポスターになっていた溜息橋等のスポットも満載で、撮る絵がすべて絵になっていた。(表現には目を瞑ろう!)
また、時期が全く違うためなにもみれなかったが、仮面のカーニバルというのが有名らしく、街のいたるところに仮面が売られていた。あまり慣れないものからしたら不気味だったが、カーニバルは非常に興味深いのでいつかいけたら行きたいところだ。
ヴェネチアングラス?も有名で、めちゃくちゃきれいだったのでそれもいつか買えたら…いいな。
日本語でメニュー名が書いてあるお店があったりと、過ごしやすかった。
広場の空を仰ぐと、晴れ渡る青空と白い雲にカモメが気持ち良さそうに飛んでいて、日本では見られない光景だなあなんて思ったりもした。
イタリアへ行く際は是非とも足を運んでほしい場である。
帰りは電車でゆっくりローマへ
と、ここで驚くべきことが発覚
フランスへ向かうための空港までホテルからかなり時間がかかるとのこと
行く先を精選せねばならぬと…
電車で話し合った結果、今夜コロッセオへ行こうとのことでコロッセオへ
非常に大きくきれいなライトアップで目を奪われた
しかしここで大昔に大勢の血が流れたと思うとなんともいえない気分に
夜も更ける中、コロッセオ付近のスーパーでパスタ等をリーズナブルに購入し、コロッセオを眺めながら夕食
なかなか詰まった1日となった。
3日目
早起き、そのままホテルに別れを告げる
近くの駅でお買い物をして……
サヨナラ!ローマ!
サヨナラ!イタリア!
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フランス🇫🇷
1日目
飛行機の到着が遅れる
ルーヴルへ行く予定だったが、今から向かっても閉館まで20分という事実が発覚。荷物を預ける場所もないためルーヴルを諦める
予定を前だおししてエッフェル塔へ!!
向かう最中の電車で事件が
満員に近い電車の中で、友達が黒人男性に執拗に足を蹴られた。
友達曰く、はじめは当たっちゃってるだけかと思ってたけど笑い声が聞こえたからわざとだとわかったとのこと
初っぱなから一部の人間のせいでフランスの印象が悪くなる私たち。
たった三駅の予定だったが、一度降りて違う電車に乗った
さて、友達が蹴られたと知ったとき、私は相手を蹴り返してやろうかと思っていた
だが、異国の地で、大柄な異性に喧嘩を売れるような人間ではないし、買える人間でもない。身の危険を感じる。
先にいっておくと、今回の旅行で唯一の辛かった瞬間がこれだった。
友達が嫌な思いをしてて、悲しくなっているのになにもできないもどかしさ。
私は今後、というかこれまでもだけど、やはり人には優しく、あんな人間にはならないようにしようとだけ心に決めた。
ながったらしく書いてしまったが、エッフェル塔はおしゃれでライトアップされるとなお素敵だった
途中までエレベーターで昇れるのでのぼったが、そのエレベーターが面白かったし、上からの景色もシャンゼリゼ通りを一望できてとても楽しかった。
ちなみに一つ忠告をしておくと、エッフェル塔で売っているホットドッグはすごく大きい。
私は食い意地はってるのでホットドッグとエクレアを買ったのだが、ふつーに夕飯前に満腹になった。注意!
21時頃、シャンゼリゼ通りにあるLADURÉEに行きたいと申す友人のため、シャンゼリゼへ
オーシャンゼリゼ~など口ずさみつつ道を行く
ブランドもののショップがちらほらと
そして佇むイタリア料理店の多さに驚く
また、イタリアはくっっっっっそ暑かったのにフランスは肌寒く、これまた驚いた
さて、目的のLADURÉEだが、なんと閉店時間になっていた。ガイドブックではまだ開店中の時間になっていたが、私たちお得意の情報過信だ。
気を取り直して22時まで空いてるらしい凱旋門へ
時刻は21時50分
よし!いける!!と思って入り口へ近づくと言い争いの声
なぜこんなところでけんか?と様子を遠巻きにうかがっていると事情が判明
22時の閉館を待たず、ここも閉館していたのだ。
時間にうるs…ではなく正確な日本人からすればこれはNO!この閉館の判断はNO!!
なんとしても入りたい…!!!と思っていたが…
キレる前の客
それを軽くスルーしている受付の人?をみていると、もうなんだかいいやーなんて気分に
結局外観のみ見学
その後は近くのコンビニで買い物をし、イタリア料理を食べた。
お店のおじさんが「ニホンダイスキ!トウキョウ~オーサカー、キョート、ナゴーヤー、フクオーカー。タクサンイッタ!」ととても友好的に話してくれ、電車のことや凱旋門のことは忘れてみんなにっこにこで締め括ることができた。人のあたたかさって偉大
2日目
日本人向け観光「モンサンミッシェルツアー」に参加
バスで片道4時間?というえぐいスケジュールだったが、久しぶりに日本語に囲まれ、バスのなかではスマホほったらかしてリラックスする始末。ああ日本ってなんて平和…
バスは途中の街によって朝一をみることができたり、教会を見学することもできた。
しかし、ここでも遅延発生
モンサンミッシェルを見学する時間が一時間ほど消失!
我々は頭を使い、まず買い物をして、お昼にオムレツを食べて、モンサンミッシェルの城を目指すと計画をたてた
結果からいうと惨敗である
買い物までは順調で、
モンサンミッシェルの入り口へも予定通り進めた。
当時は運のいいことに広島の友好都市?姉妹都市?だかなんだかの記念で入り口付近に鳥居が飾られており、それはなんとも珍しい組み合わせで写真を撮る指が止まらなかった。
いろんな国の人が鳥居の近くによっていて、なぜだか嬉しくなったのを覚えている
オムレツをたべにお店に入るのも順調だった
コース料理を頼んだのが間違いだったのだ
待てど暮らせどでてこない前菜
しばらくしてでてくる青々とした野菜
待てど暮らせどでてこないオムレツ
しばらくしてでてくる信じられない泡だらけの名物オムレツ
いくらたべても減らないオムレツ
だんだん飽きがきはじめるオムレツ
いつまでも終わらないオムレツ
オムレツ
オムレツ
オムレツ
オムレツがゲシュタルト崩壊するほどにオムレツ…
食べきれなかった本当にごめんなさい…次もし来たら二人でわけようと心に決めました
ところでここまでお店に入って一時間半である
バスの集合まで30分
ちなみにバスの集合場所へむかうためにはバスに15分のらねばならない
私たちのモンサンミッシェルの旅は終了した
敗因:オムレツ
収穫:ポケストップから出てきたギフト
その後は再びバスに揺られてパリへ
オペラ座の外観をみて就寝
3日目
ヴェルサイユ宮殿は遠い!ということでこれまた却下
折角だから美術館をみたいとルーヴル美術館の外観を見学した後、セーヌ川の近くにあるオルセー美術館へ
オルセー美術館
実はそこは印象派の聖地…であるのかはわからないがモネやゴッホ、ミレーにルノアール多くの有名作品が展示されていた
ルーヴル休館日は混むと知り、開館30分前に並ぶとすんなり入場することができた
美術館全体をさらっとみたいという友人と印象派をとことんみたいという我々とわかれて美術館内を1時間で探索
もうなんか…教科書でみていた作品を間近でみることができて本当に素晴らしい一時だった
ルーヴルへ行けなかったのは悔やまれるがオルセー、なかなかというよりとてもよいところなので、フランスに行く際は是非訪れてほしい
あと、オルセーのポケモンのジムを一瞬乗っ取れたのもいい思い出である←
オルセーを一時間で回ったのもすべてはこの後の予定のため
友人の願いを叶えるべく、再びLADURÉE(別支店)へ
しかし、クラシックバレエを15年間習っていた私としてはオペラ座ガルニエに行きたかったため別行動を希望
するとなんとLADURÉEへ行きたいと言い出しっぺだった友人がついてきてくれるとのことでまたもや別行動
私たち二人はオペラ座でショッピング
かわいい商品が目白押しだったのでたくさん購入してしまった…
また店員がこれまた生粋の美男子!という出で立ちで笑顔で「HAVE A NICE DAY!」なんて言われた日には空も飛べそうな気分。
なので空を飛ん(猛ダッシュ)でLADURÉEへ向かい合流
無事マカロンを、友人二人はチャームを、買ったところで時間になりホテルへ帰還
そのまま空港まで送ってもらって私たちの長いようで短かった旅は終了した。
ふりかえると楽しい旅だった。
悲しいこともあったけれど、全てが新鮮で興味深い
みんな優しくて上ではかかなかったが、なぜか購入した回数券で改札が通れず(駅員のいない改札)困っていた友達に、通りなといって回数券をさらっと譲ってくれた方もいたし、列に並んでいるときに前へどうぞと譲ってくれたご夫婦もいたし、手伝ってくれる人々の優しさに触れれた旅だった。
今後ローマやパリへいくことがあるのかないのかはわからないが、また機会さえあれば行きたい。
こんな殴り書きの覚え書きをみてくれたひとがいたならば、機会があれば是非いってほしい。
なお、帰りの飛行機では行きと同じようにラブライブの映画を何度もみて、前から気になっていたシャザムやボヘミアンラプソディー、何度もみたトイ・ストーリーを楽しみ、テトリスでフィーバーした
乗り換えのドバイでは、母の誕生日プレゼントとしてアイスウォッチを買ったりなどもした
なかなか寝付けず困ったが、それも含め思い出だ
次はベルギーかギリシャか北欧に行きたい
…行けたらいいな😊